先日、毎日新聞にこんな記事が
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厚生労働省が、シックハウス症候群など体調不良を引き起こす恐れのある化学物質に、3つについて新たに指針値を定めました
さらに4物質についてはすでに定めている指針値を改定し、規制を強化しました
記事にも書いてありますが、シックハウスについて厳しく規制されているように感じる住宅業界に思われますが、その問題が無くなることはありません。
その原因はなんなのでしょう?
建築業界の人なら知っていると思いますが、新建材にあるF☆☆☆☆(フォースター)は国が認めた最高基準の健康建材
数多くあるうちのホルムアルデヒドが決められた指針値より低いことが条件
つまり言い方を変えるとほかの化学物質はどれだけ出てても構わないというもの
ホルムアルデヒドが駄目ならほかの化学物質で代用することも可能だと思います。
しかしその化学物質が健康被害を与えている可能性も否定できません
だからF☆☆☆☆だから大丈夫、なんて保証はどこにもありません(もちろんF☆☆☆☆のなかにも自然素材で安全なものもありますのでご注意を)
国もきっとこれだけではだめだと分かっているので24時間換気し続けなさい、と24時間換気を義務付けました
換気しなきゃ住めない家って考えると。。。
今回改定されてエチルベンゼンやフタル酸ジ-n-ブチルは元の基準値と比べ大幅に少なくなりましたが、この極端さに疑問を感じる人も少なくないだろうと思います
エコ建築考房ではこの指針値に関係なく自分たちがつくっている住まいが、住む方にどんな影響を与えるのかを調査しています
来月も以前入居後に測定させていただいたお客様のお住まいで化学物質の測定をさせていただきます
Y・G