エコ建築は現在25期目を迎えています
創業者は現顧問の髙間利雄
前職はある工務店のトップセールスの営業マン
トップセールス時代は健康住宅と謳った家づくりを真剣に勧めていましたがある時から、完成したお客様から
「髙間さん、この家に住んでから朝起きると頭が痛いんです」
初めは何故健康住宅なのにそういったことが起きるのか分からず、色々調べていくと新建材などから出る化学物質が引き起こすシックハウスに辿り着きました
当時は27年前前後
シックハウスという言葉が広まってきた頃のようです
新建材は当時とても便利な物として重宝されていたようです
安く早く美しく
目がチカチカするのは新築の証拠
髙間自身がそう信じていたようです
しかし、自分達がつくる家がシックハウス症候群につながる可能性を持っていることが分かってからは、住む方が安心して安全に暮らせる家づくりをするべきだと決意し、40代後半にして脱サラ、創業という道を選んだそうです
棟数はいらない、ただお客様が安心できる健康な家をつくりたいという想いが決断につながったようです
そして「エコ建築考房」が生まれました
創業当時は信用無し事務所無し
それは今の僕たちには想像が付かない苦労の日々だったと思います
ただ創業者髙間はトップセールスマンでも家をただ売っていただけではありません(エコ建築では家を売る、買うとは表現しません。こちらに関しては改めてどこかの機会に)
色んな営業マンがいると思いますが、髙間はご契約後も工事中、完成後もお客様の顔を見に行く人
そんな髙間さん(敢えてここから髙間さんと呼ばせていただきます)の独立を待っていてくれた方もいました
創業当初から有難いことに仕事をいただくことも出来、助けてくれる方がいらっしゃったようです
もちろんそれでもとても苦労したのは間違いありません
少し遅れて前職で一緒だった設計の江口も合流し、本格的に新築の仕事も動き出していきました
待っていてくれたお客様が居ても建築業界の中では信用も無いため、良い材料を手に入れるのも困難で、現金を持って材木を買いに行かないと手に入らない時期もあったようです
当時は扱える材料なども限界があり、健康クロスはもちろん合板なども使っての家づくり
数年の月日が経ち、お世話になったお客様が将来困らないように、「継続」を考え、今の場所に事務所を設けました
この事務所も前職でお世話になったお客様が「髙間さんなら」ということで貸していただけました
敷地、建物全体でいくと広かったのですが、資金の関係で一部だけお借りすることに
僕が面接に行った15年前ほど前はまだまだ小さな事務所でした
この話はよくさせていただくのですが、とても大切なお話し
続きはまた後日♪
Y・G