リフォームモデルハウス・ここんの家
丸太の梁を大工さんの手作業でキレイにしています。
築60年の天井を解体、丸太の梁が出てきました。
レッカーを使って傷つけないように丁寧に降ろします。
屋根から降ろした梁のほこりなどを水洗いします。
樹皮を丁寧に削り、きれいに加工していきます。
仕口(しぐち)と呼ばれる接合部分などは大工さんの手刻みで
新しい間取りに合わせて加工しなおします。
現在では工場加工(プレカット)がほとんどなので手刻みの仕口を見ることは少なくなりました。
今回は表面をそのまま生かすため時間をかけて磨いていきます。
実は、50年かけて育った木を伐採した場合
その時から乾燥が進み、50年後に強度が最大になります。
現在が一番良い状態の木材をうまく活用しながら
再生作業を行うので、とても手間はかかりますが仕上がりは・・・
お・た・の・し・み
ということで「ここんの家」7月頃に完成予定です。